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ヴィトゲンシュタインが「私は、私の世界である。」と言っていました。
僕も、そう思い、僕なりの言葉で言ったことがあります。
私が見ているもの知っているものが私の世界であり、私の世界では、様々な人、ものがあり、様々なことが起こっているのです。
たとえなにがあろうとこれは、私の世界なんだ。
これは私の世界だとしたら、世界の外は私の知らないことだ。
人は見てなくても遠いもの、宇宙や外国を知ることができる。
たとえ何があろうと、これは「私の」世界なんだ。なにがあろうと、いくら恐怖の出来事があろうと、それは私の世界の「世界的」出来事なんだ。
どんな出来事も無から突然出現したわけではなく、「私の世界」で生成された出来事なんだ。
「私の世界」には他の人もいる。他人や友達、恋人もいる。
「私の世界」には自分の家、自分の家の家具、テレビやタンスもある。
アブリルラヴィーンにmy worldという曲がありますが、これは僕が言っているようなことを歌った歌詞のように思います。
人口数千人の村に生まれ、その村で暮らすアブリルラヴィーンは、自分の村、家こそが「世界」だった。
今では、アブリルラヴィーンはその当時からは信じられない広大な世界で生きているかも知れません。
アブリルラヴィーンの曲を2曲紹介したいと思います。
my world
sk8er boi